こんにちは
日商簿記3級になんとか独学で合格することが出来たので記事にしてみました。
独学で日商簿記3級を受けようと思った理由
実は筆者は大学生の時に一度日商簿記3級に落ちてます。
ただ、10年以上も前の話なので当時のことはほとんど覚えていませんし、今となっては知識も完全に「ゼロ」の状態です。
当時のことで思い出せるのは、受験したと言う事実と誰でも受かる資格だと聞いていたので落ちたことでへこんだと言うことぐらいです。
そんな筆者がどうして再び日商簿記3級を受けようか思ったかなんですが、これは完全にYouTubeの影響です。
と言うのも、ある日とつぜん節約に目覚めた筆者は、節約系ユーチューバーの動画をとにかく見まくっていた時期がありまして、その中でコスパ最強の資格として日商簿記3級がよく紹介されていました。
社会人になってから10年以上が経ち、何か仕事以外のことでスキルアップしたいという気持ちと過去一度落ちた経験からもう一度挑戦してみたいと思う気持ちも重なり、受けようと思ったと言うのが理由です。
実は節約系ユーチューバーの影響でファイナンシャルプランナー3級も独学で受けています。
良かったら以下の記事も見てみてください。
日商簿記3級は独学で合格できるのか
結論として合格するだけなら独学で十分に可能です。
なぜなら、筆者も参考書とYouTubeの動画だけで合格することが出来たからです。
筆者が実践した勉強方法

筆者が独学で合格した勉強方法について紹介します。
まず日商簿記3級の参考書と問題集を買います。
参考書と問題集についてはアマゾンなどで評価のいいやつを適当に買えば問題ないと思います。
参考書が手元に届いたら、まずは参考書にザッっと目を通します。(ここでは日商簿記3級のボリュームをある程度把握できればOKです。)
ザッと目を通したら、ここからは参考書をしっかりと読み込んでいきます。
ここで分からないところがある場合はYouTubeの出番です。
私は参考書を見て分からないところは、YouTubeを参考にしていました。
YouTube上には多くの受験者がつまづきやすいところが丁寧に説明されている上質なコンテンツがたくさんあります。
正直YouTubeを見てもイマイチ分からない箇所がいくつかありましたが、気にせずに他の部分の勉強を進めました。
参考書を2周して、ある程度知識がついてからは問題集に移行しています。(ここまで約2週間程度です。)
問題集といってもいきなり解かずにまずは問題を見た後にすぐ答えを見てを繰り返しました。
これは出題内容を把握するためとこの時点で知識は定着していないので問題をみても解けないことは分かっていたからです。
問題集を2周する頃には、問題の解き方や出題のパターンがある程度分かってきました。
そして、ここからはひたすら過去問を解きまくり、分からないところは都度調べるといったことをやりました。(ここまで約1ヶ月半程度です。)
以上が筆者がやった独学の勉強方法です。
独学ならお金も試験代と書籍代だけですので7000円もあれば十分だと思います。
問題もある程度パターン化しているので、なんとなく理解したらあとはひたすら過去問を解くだけで合格ができると思います。
本当に理解したいなら独学はハードルが高いかも
独学で合格することはできましたが、簿記の仕組みは3級でも割と複雑です。
正直なところ私も仕組みはなんとなくしか理解していません。
過去問などから各出題部分の解き方は分かってくるのですが、全体としての簿記の流れみたいなのは上手く理解できていないと思います。
また、独学だとつまづいた時に周りに聞ける人がいないので、本当に理解したい場合や絶対に合格したい場合はスクールなどがおすすめだと思います。
取得しても役に立つかは人次第
資格を取ることが目的なら問題ないです。
ただ仕事や生活に活かしたい!と考えている人は注意が必要かもしれません。
一般のサラリーマンであれば、活用できるところはかなり限定されるといった印象です。
正直私もほとんど役に立っていません。(今のところはですが)
株式投資に役に立つとかニュースが分かるようになるとか言われたりしますが、簿記3級を取ったか ら分かるようになったという訳ではないようです。(独学のせいもあると思いますが)
個人的に簿記3級の資格を取った方がいいと思う人
これから個人事業主になりたい人、副業を考えている人
簿記3級を取得すると、簡単な帳簿(お金の流れなどを記録したもの)が作れるようになります。
確定申告の際に必要ですし、お金の流れを通して自分の働きが分かるので、必須の知識であると言えます。
まとめ
日商簿記3級を独学で取得してみた感想を書いて見ました。
10代で取得するなら話は別ですが、30代の社会人で受験を考えている人はしっかり目的を持って受けることをおすすめします。
コメント