Kチェアを購入したのは社会人なりたての頃でした。
1人暮らしを始めたばかり。
当時ミッドセンチュリーな部屋に憧れていた私は、ネットサーフィンをしている時にカリモク60のKチェアの存在を知ります。
クラシックな見た目と伝統あるブランドの安心感に惹かれました。
当時、少ない給料の中から奮発して購入したのを今でも覚えています。
あれから12年経ちました。
当時はスマホもそこまで普及してない時代ですから、なんだか時代を感じます。
この12年間色々なことがありながら、なんだかんだ手放すことなく、椅子としてインテリアとして、時には荷物置きとして使用してきたカリモク60Kチェアの魅力について記事にして見たいと思います。
誰かの参考になれば幸いです。
それではどうぞ
カリモク60とは
実は記事にするまで知らなかったのですが、カリモクは1960年から愛知県を拠点に家具作りをしている会社のようです。
伝統のある会社だとは知ってたのですが、ここまで歴史があるとは思いませんでした。
カリモク60(ロクマル)は、そこから派生した新しいブランドのようです。
立ち上げは2002年です。
新しいブランドと言っても、取り扱っている商品は主に60年代から作り続けているプロダクトで、古き良き雰囲気を醸し出しています。
その中でも、Kチェアは1962年に初めてカリモクが自社製品として開発した第一号の椅子だそうです。
廃盤にならず現在まで製造されてるなんてなんだかすごい椅子ですね。
カリモクKチェアの魅力
12年間使用したカリモクKチェアの魅力を書いていきたいと思います。
※個人的な意見が多分に含まれます。ご了承ください。
デザイン
クラシックでいてどことなく安心するデザイン。
それでいてどんな部屋でも馴染む佇まい。
一般的なソファのようにサイズが大きくなく、
シンプルな装いは、部屋の印象を大きく変えることもありません。
まさに部屋に馴染む(溶け込む)といった印象です。
木材加工の美しさとモケットグリーンの独特の風合い。
いつ見ても飽きないデザインはさすが長年愛されるだけの椅子であると言えます。
私も購入してから、一度もデザインに飽きたということはありません。
ちなみに私がKチェアに座るのは、主に読書のときです。
こに椅子で本を読みたい。
そう思わせてくれる不思議な魅力があります。
機能性
座り心地も素晴らしいと思います。
比較的張りがありながらも、しっかりと沈んでくれ、体を支えてくれるマット部分。
手を自然と置け、余計なエッジがないため手に吸い付くようなアームレスト部分。
広く、そして低く設定された座面。
誰もが座ればその馴染みの良さから、ずっと座っていたいと感じるのではないでしょうか。
丈夫さ
購入から12年経過しても、椅子としての機能を十分に果たしています。
もちろん多少のヘタリはあると思いますが、特に違和感を感じるようなことは今のところありません。
身体が接するマット部分は使いこむほどに独特の光沢のグラデーションを見せています。
手入れについては、半年に一回ほど思いついた時に絞ったタオルで表面を拭く程度です。
あと定期的にネジの増し締めもやってます。
購入を迷っている方へ
実際に座ってもらって購入を検討するのが一番いいと思います。
ですが、近くに置いている店舗がない人も多いと思います。
私も近くに置いている店がなかったため、現物を見ずにネットで購入しました。
定番商品ですので、大きく失敗することはないと思いますが、
あくまでソファ寄り?の椅子であることと座面の低さを考慮していただくと良いかと思います。
あと、Kチェアの足は木でできてます。
フローリングで使用する場合、動かすだけで結構な音が出ます。
また、フローリングを傷つける可能性もあります。
購入したら、市販の傷つき防止キャップ等をつけることをオススメします。
ちなみに筆者はダイソーのシリコンいす脚カバーを付けてます。
シンプルでずれないため、オススメですよ。
まとめ
今回は12年間使用しているカリモク60Kチェアについて記事にして見ました。
とってもいい椅子です。
誰かの参考になれば幸いです。
我が家にはカリモク60製のDテーブルセットもあるのでそちらも今後記事にしたいと思います。
ではまた!
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