ハーフリンガル矯正って実際どうなの?
メリット・デメリットが知りたい!
そんな疑問にお答えします。
初めまして。
私は28歳から歯列矯正(ハーフリンガル矯正)を始めて32歳で矯正が終了した、
現在36歳になる男です。
歯列矯正のために親知らずの抜歯が必要になり、手術・入院までしてます。
割と歯列矯正については苦労している方だと思います。
今回はハーフリンガル矯正経験者の私が、ハーフリンガル矯正のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。
※歯列矯正の専門家ではないので参考程度に見てもらえたらと思います。
ハーフリンガル矯正のメリット
表側矯正に比べて目立ちにくい
歯列矯正をやろうか悩んでいる方の中には、器具を付けた見た目が嫌という方を多いのではないでしょうか。
ハーフリンガル矯正であれば、見た目の点で言えば確かに目立ちにくいです。
ハーフリンガル矯正とは
上の歯は裏側矯正・下の歯は表側矯正で治療する歯列矯正。
口を開けた時など、矯正器具が目立ちにくい。
表側矯正に比べて料金が高い。
そうは言っても下の歯は表側に器具を取り付けるので目立つのでは?
そう思う方もいると思います。
実際私も気になっていたのですが、取り付けた状態を最初に鏡で見たとき感じたのは、そこまで目立たなというものでした。(異物感はバリバリありましたが…)
事実、私も1年3ヶ月ほど器具をつけて仕事をしていましたが、矯正していることに気づいたのはたったの一人でした。
以上がメリットです。
メリットこれだけ?
そう思われるかもしれませんが、正直、私が感じたメリットはこれぐらいでした。
ハーフリンガル矯正のデメリット
金額が高い
ただでさえ矯正治療は金額が高額になりやすいのに、ハーフリンガルにするとさらにプラス20万ほどかかります。
ちなみに私は矯正治療代だけで90万ほどかかっています。
お金がある人でしたら好きな方法を選べばいいですが、お金がない人にとってはかなりの大金ですね。
私はお金がないにも関わらず、自意識過剰なため20万も追加してハーフリンガルを選びました。
ちなみに当時の貯金は10万円ぐらいだったと思いますw
もちろん一括で払えるわけがないので、20回の分割払いを選びました。
20回にした理由は単純に金利がかからない最大の分割回数だったというだけです。
契約する時はなんとかなるだろうと思っていましたが、
毎月5万円ほどお金が出ていくのは、正直かなり辛かったですね。
歯磨きがやりにくい
ご想像のとおり、歯に器具をつける系の歯列矯正は歯磨きがやりにくいです。
それが裏側になるとさらに磨きにくいです。
なんとなく分かると思いますが、歯の裏側は鏡を見ても直接見えないため、どうしても磨き残しや食べカスが取れずそのまま残ってしまいます。
表側だけならまだマシですが、裏側を歯ブラシだけで綺麗にしようと思ってもほぼ不可能だと思った方がいいと思います。
そこでおすすめなのが、口腔洗浄器です。
マジでこれは買っといてよかったです。
詳しい説明は省きますが、歯列矯正中の必須アイテムの一つになります。
舌に口内炎ができやすい
歯列矯正は口内炎との戦いでもあります。
器具と口腔内の皮膚が接触することで、口内炎ができてしまいます。
口内炎は数日経てば治りますが、歯科医院で器具のメンテナンスのたびに接触部分が変わりますので、その都度、口内炎が出来てしまいます。
口内炎はほぼ間違いなくできると思って、口内炎パッチを買うなどして対策をとった方が無難だと思います。
ハーフリンガル矯正の場合、器具と舌が接触した状態になるので、頻繁に舌に口内炎ができやすくなります。
対応している病院が少ない
私が住んでいる場所が超田舎だからというのもありますが、そもそもハーフリンガル矯正を行っている歯科医院が近くにありませんでした。
私は100キロ離れた隣町まで月一回車で通っていましたが、何かと不便でしたし、交通費もそれなりにかかりました。
歯列矯正は特段の事情がないかぎり、近くの歯科医院でやった方が何かと便利だと痛感しました。
まとめ
ハーフリンガル矯正のメリット・デメリットについて記事にしてみました。
ハーフリンガル矯正経験者ですが、今思えば普通に表側矯正にすればよかったなと感じています。
この記事が歯列矯正をするか悩んでいる人の参考になれば幸いです。